新緑の季節に和束の茶畑などへサイクリングしました
京都・神宮丸太町から天ケ瀬ダム、和束の茶畑、海住山寺等を経て木津駅までサイクリングしました。
4月の下旬、GWのはじめに京都南部をサイクリングしたので、そのときのことをまとめてアップしました。
旅程表
コース図
サイクリングのGPSトラッキングデータです。
サイクリング
鴨川の荒神橋から蹴上、山科を経由し、宇治橋から宇治川の上流へと詰めて行くと、天ケ瀬ダムに到着します。
ここで一旦休憩しました。
天ケ瀬ダムより上流の瀬田川沿いは穏やかで走っていて気持ちよいところでした。
途中、宇治田原あたりでは大きなバイパスが建設されていました。水を張ったばかりの田んぼと一緒に撮影。
宇治田原を抜け、和束町へ向かう峠はかなりきつかったですが、丁度峠を登り切ったあたりには早速茶畑がありました。
和束の茶畑
宇治田原からの峠を一気に下りきった先にあるのが、道の駅とそのまわりの茶畑景観。
早摘みの茶葉が丁度収穫時期だったようです。
小規模ですが棚田状になっているところもありました。
石寺の茶畑
道の駅から少し南に下ったところにあるが、「石寺の茶畑」と呼ばれているところ。
で、和束町内でも一番有名な場所です。
ここには茶畑景観を眺めながら休むことができるカフェがあったりしたのですが、車がいっぱい停まっていてごちゃごちゃしていたので、そそくさと通り過ぎました。
甘味処「石田長栄堂」
石寺の茶畑にあるカフェではなく、少し隠れたところにある甘味処「石田長栄堂」で一休みしました。ここでは茶畑景観を眺めながら休憩はできませんが、ゆ定番の茶団子などが売ってあり、ゆっくり落ち着ける場所でした。
甘味処からさらに下ったさきでも茶畑が。このあたりはかなり広範囲で茶葉の生産がされていました。
海住山寺
茶畑の地域を過ぎて次に訪れたのが海住山寺。木津川沿いの平地北側の山の中腹に位置する古いお寺です。
加茂駅の北西側にある木津川沿いの平地は、聖武天皇が都を遷そうとしていた場所として知られています。その都は恭仁京と呼ばれるのですが、結局、恭仁京遷都は建設半ばで中止されてしまいました。そして、恭仁京遷都に先駆けて聖武天皇の勅願により建てられたお寺が、現在の海住山寺の発祥とされています。
灰燼の厄により、創設当時の建物はありませんが、今でも鎌倉時代の五重塔や文殊堂、平安時代の仏像が伝えられています。
海住山寺で撮った、カエデの幹にいたミノムシの写真が、とても綺麗にとれました。この日のベスト写真です。
海住山寺を拝観したあとは、木津駅まで走り、そのあとは輪行で京都に戻りました。総計50キロ超え累計標高(登り)約700mと、少し傾斜はきついですがコンパクトで楽しいサイクリングでした。