青谷梅林を散歩してきました
青谷梅林という、京都府内でも有名な梅林がある地域で、春の散歩をしてきました
京都の梅と言われてまず思いつくのは北野天満宮や城南宮かもしれませんが、実は、府内最大の梅林は、京都市内から遠く外れた府南部に位置する城陽市内の青谷梅林と言われています。
この日は青谷梅林付近を散策したので、その模様を紹介したいと思います。
青谷梅林は、城陽市南東部の丘陵地に広がる府内最大の梅林で、約20haの面積に青谷梅林特産の梅などが植えられています。例年2月下旬から3月中旬にかけて、丘陵地一帯の梅の花を楽しむことが出来ます。
ここ数年はコロナ蔓延防止のため開催されていないようですが、例年梅まつりが開催され、大いに賑わいを見せます。
城陽市で生産されている梅である「城州白」は大粒で果肉が厚く、桃のように芳醇な香りがすると言われています。
旅程表
コース図
この日のGPSトラッキングデータです。このコースは所要時間1時間半弱、距離にして約3キロの手ごろなコースとなっています。
散策日記
城陽酒造からスタート!
散歩のスタート地点は、JR山城青谷駅から歩いてすぐのところにある酒蔵、城陽酒造です。
城陽酒造のお酒は京都ではスーパーのお酒コーナーでも普通に売ってあるのを見かけますね。
酒蔵前では、
もやっていて
を扱っておられます。ただし日曜日は直売をお休みしているみたいです。
城陽酒造公式HPは こちら からチェック。
コロナ前は城陽酒造さんも梅まつりをやっておられ、その日はお酒飲み放題だったのですが、ここ数年はやっていないみたいですね…
でも、酒蔵前の梅林では今年も綺麗な花をみることができました。
城陽酒造から梅林の密集する方へ歩くと、山城青谷駅前に小さなお菓子屋さんがあります。御菓子司 梅匠庵 若松です。
若松さんは、
のほかにも、
したりと、個性的な御菓子や季節を感じられる御菓子なども品数多く販売されておられます。
駅前にあるお店なので、電車で山城青谷にアクセスされる場合は、ここで和菓子を購入して梅林で食べる、という楽しみ方も良いですね。
この日は草団子と三食団子、桜餅がセットになったものを買って持ち帰りました。
若松さんを過ぎて西を目指して歩きます。
私が子供のころによく見かけたマルフクの看板がありました。近頃はめっきり見なくなりましたが…少し前の建物がそのまま残っているような場所ではまだ見ることが出来ます。
このコースでは龍福寺境内にお邪魔します。龍福寺は少し高台に位置し休憩所もあるので、付近の町並みを見渡しながら一休みしました。
龍福寺の裏手にある林の向こうの梅林目指し、林道に分け入ります。京都嵐山によくあるような竹垣があり、時代劇の世界のような場所がありました。
竹林の小径というのも嵐山に共通してますね。こちらは里山然とした雰囲気があり違った趣を感じます。
シネニッコールで撮影した竹林で見上げた空。このレンズでAPC-S撮影をすると、設計当初、利用を想定していなかった周辺部を使うこととなり、盛大なぐるぐるボケが発生するようになります。それがいいんんですよね。
竹林の小径を過ぎた先にはT字があり、その分岐を右折すれば梅まつりの拠点でもある大きな梅林に行くことができるのですが、このときはそれを知らずに左折してしまいました。その先にあるのは緩やかな曲線を描いて伸びる田舎道が印象的で静かな場所。
ゴールは山城青谷駅です。ここまで一周丁度3km。普段あまり運動をしない人でも楽しめるコースなので、関西で春に梅の花を楽しみたい!という方は是非参考にしてください。